Q.うつわってどうやって色がついてるの?
うつわの形ができた後、一度750度で焼いたものに「釉薬」と呼ばれるものを塗り、再度1230度で焼成します。
この「釉薬」がうつわの色を大きく左右しています。
釉薬の原料はガラス成分が多くを占めますが、わずかに含まれている金属が焼成により酸化して、様々な色に変化します。
「鉄」の成分が少ないと黄色に、中くらいだと茶色に、多いと黒色に発色します。
「銅」は緑、「コバルト」は青、 「マンガン」はピンクに発色することもあります。
金属の種類や量、焼成方法などわずかな違いで様々な発色が得られます。
監修:陶芸教室ゆう工房